JFEエンジニアリング(株)など、福島県土湯温泉における温泉バイナリー発電の事業化調査に着手
発表日:2012.01.27
JFEエンジニアリング(株)、湯遊つちゆ温泉協同組合、及び(有)宝輪プラント工業の3者は、福島県福島市土湯温泉町における温泉バイナリー発電の事業化へ向けた調査業務に着手したと発表した。これは、環境省が東日本大震災の被災地において再生可能エネルギーの導入を加速し、地球温暖化に配慮した復興を目的として実施する「平成23年度再生可能エネルギー事業のための緊急検討委託業務」を受託したことによるもの。3者は、湯遊つちゆ温泉協同組合が所有する源泉から噴出する約150℃の温泉資源を利用し、環境負荷の低いバイナリー発電設備を用いた発電事業を目指し、調査・調整を実施する。同業務の成果を基に、概ね2年後に500kW級発電事業を開始し、将来的には1000kW級に拡大することで、土湯温泉の電力需要を全て賄える規模の発電事業の実現を目標としている。3者は、同業務を通じて、再生可能エネルギーを用いたまちづくりの先進事例を実現し、被災地の復興再生ならびに国内各地の地域活性化に貢献していくという。
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