日産自動車(株)、ドライバーごとに燃費改善アドバイスを行うエコ運転支援システムのITS実証実験を開始
発表日:2008.09.22
日産自動車(株)は、人・道路・車両を情報でつなぐ高度道路交通システムITS(Intelligent Transport System)を活用し、エコ運転支援を目指す「エコ運転支援サービス」の実証実験を2008年9月24日より開始すると発表した。同社では、2006年10月より神奈川県で、交通環境の情報を利用した交通事故低減と渋滞緩和を推進するプロジェクトの実証実験を行っており、今回はこのプロジェクトの一環として、実験参加者のエコ運転診断を行う。同サービスでは、車載のナビゲーションからセンターに送信される車両の走行情報を基に、ドライバー個々の運転状況を詳細に分析・診断し、ホームページ上で要因別にアドバイスを行う。各ドライバー固有の運転に合った具体的な行動をアドバイスすることで、ドライバー一人ひとりのエコ運転スキルの向上が期待できるという。