経済産業省資源エネルギー庁は、平成26年度地熱開発理解促進関連事業支援補助金の二次公募の採択結果及び第三次公募の開始を発表した（公募期間：平成26年8月15日～9月19日12時必着）。同事業は、発電時のCO2排出量がほぼゼロであり、環境適合性に優れる地熱発電について、地域住民への開発に対する理解を促進し、地熱資源開発の推進に資することを目的とするもので、地方公共団体や温泉事業者等が行う地熱の有効利用を通じた地域振興に資する事業に要する経費を補助する。今回、二次公募において、15件の事業の採択を決定するとともに、三次公募を開始する。補助対象地域は、1）地熱資源を開発中、2）今後開発予定、3）既に地熱発電所が立地、の地域。補助対象事業は、1）ソフト支援事業：講習会や勉強会などの実施により、地元住民等に対し地熱開発に対する理解を促進するための事業、2）ハード支援事業：熱水を活用した地熱開発の理解促進に資する事業、となっている。