環境省、「アジア太平洋気候変動適応フォーラム2014」の開催結果を公表
発表日:2014.10.07
環境省は、平成26年10月1日から3日にマレーシアのクアラルンプールで開催された「アジア太平洋気候変動適応フォーラム2014」の開催結果を公表した。同フォーラムは、「レジリエントな開発に向けた新たなパートナーシップ」をテーマとし、1)主流化と革新的な変化、2)開発と食糧・水・エネルギーの関連、3)災害リスク軽減と人間の安全保障、4)森林、生物多様性、生態系の変化、5)沿岸開発と海面上昇、等について議論することを目的に開催された。議論の結果、気候変動に対する適応について、課題解決の方法を共有するため、同フォーラムはアジア太平洋地域の知見を直接的に共有する貴重な機会となっていることが確認され、その中で、適応主流化に向けた適応計画のあり方、適応と緩和の統合によるシナジーやコベネフィット、生態系を活用した適応策、水・食料・エネルギーの関連、民間セクターとの連携等、適応に関する幅広いテーマについて議論を行い、知見や情報の共有がなされた。なお、次回フォーラムは、2016年にスリランカで開催される予定。