農水省、「平成25年度水産物中のダイオキシン類の実態調査」の結果を公表
発表日:2015.03.27
農林水産省は、平成25年度に実施した水産物中のダイオキシン類の実態調査の結果をとりまとめ、公表した。同省では、「ダイオキシン対策推進基本指針」(平成11年3月)及び「食品の安全性に関する有害化学物質サーベイランス・モニタリング中期計画」(平成18年4月)に基づき、農畜水産物中のダイオキシン類濃度の実態調査を実施している。今回は水産物4品目(タチウオ、ホッケ、ブリ(天然)、ブリ(養殖))を調査し、前回の調査結果と比較したところ、ブリ(天然)では統計学的に有意に低くなったが、その他の品目では有意な差は見られなかった。同省では、ダイオキシン類の経年変化を見るため、中期計画に基づき、継続して農畜水産物の実態を調査する予定。
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