JR東日本、羽越本線の道川・下浜間に風力発電設備を新設
発表日:2015.04.07
東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)は、羽越本線の道川・下浜間(秋田県)の鉄道林用地に風力発電設備1基を新設すると発表した。同社では、地球環境問題への対応を重要な経営課題の一つとして位置づけ、グループ経営構想において、再生可能エネルギーの導入を積極的に推進している。太陽光発電やバイオマス発電をはじめとした北東北エリアの「再生可能エネルギー基地」化を図るなど様々な取り組みを行っている。今回建設する風力発電設備は、発電規模が出力約2MWで、年間発電量は約5,800MWh(一般家庭約1,600世帯分の年間使用電力量に相当)となる。2015年秋に着工し、2016年秋に営業運転を開始する予定。また、地域エネルギー開発(株)とともに、東北地方を中心に風力発電事業を展開する会社「JR東日本エネルギー開発(株)」を設立。今後取り組む事業規模としては、2020年までに秋田県をはじめとした北東北を中心に発電規模で100MW程度の稼働を目指すという。
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