環境省は、絶縁油に含まれる微量のPCBの測定方法の公募（応募締切：平成20年度12月25日）、及び、測定方法の評価を行う中立機関の公募（応募締切：平成20年12月11日）を行うと発表した。微量のPCBが混入している廃電気機器等は、銘板等ではPCBの含有の有無を判断することができず、多くの電気機器についてPCBの測定を行う必要性がある。そのため同省では、微量のPCBを短時間かつ低コストで測定できる方法の確立に向けて、測定方法の公募を行うこととなった。また、測定方法の評価を行う中立機関では、今回応募のあった測定方法及び「微量PCBの測定に関する検討委員会」において評価対象となっている測定方法について、環境省等と協議の上、当該測定方法に基づく測定の実施あるいは測定作業の確認を行い、評価に必要な測定データの集積を行う。