高知県は、（有）アール・ティ・エスと、平成28年1月18日付で、オフセット・クレジット（J-VER）売買契約を締結したと発表した。J-VERは、国内のプロジェクトにおいて実現された温室効果ガスの排出削減・吸収量を自主的なカーボン・オフセットに用いられるクレジットとして認証する制度。今回のクレジットは、（有）アール・ティ・エスが1ヶ月間の運送で排出するCO2排出量をオフセットするもので、16t-CO2のクレジットを販売する。同社は、生協（コープ）が取り扱う商品を職場や個人宅へ配達する業務を行っている運送会社で、交通エコロジー・モバリティ財団のグリーン経営認証を取得しているほか、ハイブリッド型トラックを8台導入し、地球に優しいエコドライブを心掛けるなど、環境に配慮している。なお、今回の契約は5回目となる。