三菱重工業（株）は、環境に配慮した新冷媒R32を採用した家庭用ルームエアコン17機種を、2015年3月上旬から順次発売すると発表した。今回発売する製品は、高APF（通年エネルギー消費効率）を達成した最高級モデルを含む全17機種で、環境に配慮した新冷媒R32を採用したもの。新冷媒R32は、地球温暖化係数が従来の冷媒R410Aに比べて約1/3と、環境に配慮されている。また、最高級モデルでは、人の動きを検知して設定温度を自動調整する人感センサー機能を搭載。人の不在を検知して冷やし過ぎ・暖め過ぎを抑え、不在時間が長いと自動停止する一方、人が戻ると自動で運転復帰することで省エネ（節電）運転をアシストするという。