（株）ＧＳユアサは、定格出力100kWの蓄電池充放電専用パワーコンディショナを発売すると発表した。再生可能エネルギーの有効活用を目的としたシステムには、太陽電池やパワーコンディショナなどの設備に加え、エネルギーの流れを制御するエネルギーマネジメントシステム（EMS）が設置される。今回発売した製品は、EMSからの信号に基づいて蓄電池充放電を行うもの。大容量の100kWのパワーコンディショナと蓄電池を組み合わせることにより、中・大規模な蓄電システムを構築することができるため、ビル施設や工場施設などの電力ピークカットや災害時の電力供給に最適である。また、蓄電池はリチウムイオン電池と鉛蓄電池から選択できる。同社では今後も、各種蓄電システムの販売を通じて、再生可能エネルギーの有効活用、防災拠点機能の強化などに応えていくという。