神奈川県は、同県内における2013年度（平成25年度）の温室効果ガス排出量（速報値）を公表した。同県では、地球温暖化対策の基礎資料とするため、県内の温室効果ガスの排出量の推計を毎年度実施している。今回、2013年度の温室効果ガス排出量は7,729万トンで、前年度（2012年度）と比べると0.9%減少し、1990年度の総排出量と比べると6.7%上回っていた。また、温室効果ガスのうち96.3%を占めるCO2の排出量は7,442万トンで、前年度と比べると1.1%減少し、1990年度と比べると8.6%上回っていた。同県では、前年度と比べて減少した主な原因として、産業部門、家庭部門、運輸部門のエネルギー消費量が減少したことを挙げている。