神奈川県、2016年度の温室効果ガス排出量を公表
発表日:2019.03.25
神奈川県は、同県内における2016年度の温室効果ガス排出量(速報値)を公表した。同県では、地球温暖化対策の基礎資料とするため、県内の温室効果ガスの排出量の推計を毎年度実施している。今回、2016年度の温室効果ガス排出量は7,696万トンで、前年度(2015年度確定値)と比べると0.4%増加し、2013年度の総排出量と比べると6.1%減少していた。また、温室効果ガスのうち95.4%を占めるCO2の排出量は7,345万トンで、前年度と比べると0.1%増加し、2013年度と比べると7.2%減少していた。2016年度の排出量の部門別構成比は、産業部門(34.5%)、業務部門(20.7%)、家庭部門(16.0%)の順になっていた。2013年度と比較すると、家庭部門(-14.4%)、業務部門(-11.6%)、運輸部門(-8.6%)、産業部門(-6.1%)で減少し、エネルギー転換部門(9.3%)、廃棄物部門(0.1%)で増加していた。エネルギー転換部門が増加した理由は、2016年4月の改正電気事業法の施行に伴い、推計に使用している国の統計資料に変更があったことが影響している。
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