東京都は、省エネ型ノンフロンショーケースの導入を支援すると発表した（申請期間：平成28年5月9日～平成29年2月28日）。業務用冷凍冷蔵機器などに冷媒として使用されているフロン類の漏えいは、オゾン層の破壊や地球温暖化への悪影響を及ぼすことが確認されている。都では、フロン類の漏えい対策として「省エネ型ノンフロン冷凍冷蔵機器（省エネ型ノンフロンショーケース）」の普及を後押しするため、平成26年度から当該機器の導入・設置に対する補助を実施している。補助対象者は、中小事業者及び個人の事業者（中小事業者等へのリース事業者を含む）で、以下の補助要件を全て満たすもの。1）冷凍冷蔵機器の買替え、2）既設の機器の耐用年数が経過、3）ショーケースの見やすい位置にノンフロン機器であること、及び店舗の入り口等にノンフロン機器を設置していることを掲示できる、4）省エネ性能などのアンケートに協力できる、5）平成29年3月13日までに設置が完了する。なお、国補助と併用で都補助も利用できるという。