豊田通商(株)と東京電力(株)、タイにおけるバイオガスCDMプロジェクトが国連に登録される
発表日:2009.02.06
豊田通商(株)と東京電力(株)は、両社の共同出資により2007年2月から進めている、タイ東北部(カラシン)のタピオカ澱粉製造工場でのメタン回収事業が、クリーン開発メカニズム(CDM)として国連CDM理事会により登録されたと発表した。同プロジェクでトでは、両社が出資する事業会社がメタン回収設備や発酵槽等を設置することにより、これまで大気中に放出されていた、同工場の有機排水から発生するメタンを回収し、バイオガスとして同工場に供給・販売する。また、同工場においてメタンを燃料として活用することで、同工場における重油の消費量を大幅に削減するとともに、温室効果ガスも大幅に削減する。今回の登録により、両社は、同プロジェクトから創出される炭素クレジットについて、2012年12月までに約18.6万トン(豊田通商:約11.2万トン、東京電力:約7.4万トン、CO2換算)を購入する予定という。
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