国交省、洋上風力発電施設の導入として初となる北九州港港湾区域の変更に同意
発表日:2016.06.10
国土交通省は、港湾法の規定に基づき、平成28年4月26日付けで北九州市(北九州港港湾管理者)から申請のあった、洋上風力発電施設の導入に関する港湾区域の変更について、同年6月10日に同意したことを発表した。北九州市では、今回変更(拡張)する港湾区域を含めた水域を、「再生可能エネルギー源を利活用する区域」として北九州港港湾計画に位置づけ、北九州港の開発、利用及び保全と調和を図りつつ、洋上風力発電施設の導入に向けた取り組みを進める意向を持っている。洋上風力発電施設の導入に関する港湾区域の変更としては初の事案であったが、洋上風力発電施設を導入するにあたり、経済的に一体の港湾として管理運営するために必要な最小限度の区域を確保するために行うものであって、港湾法上問題となる点が認められないと判断となった。
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