埼玉県、下水汚泥から発生するガスを活用した発電事業を開始
発表日:2016.07.25
埼玉県下水道局は、元荒川水循環センター(桶川市)において、下水汚泥から発生する消化ガスを活用した発電事業を開始すると発表した。同局では、下水汚泥の減容化等を目的として、汚泥消化槽の建設を進めている。汚泥消化槽では、汚泥を減容化する過程で、メタンガスを主成分とする消化ガス(再生可能エネルギー)が発生する。今回、このガスを民間事業者((株)大原鉄工所 東京支店)に供給し、固定価格買取制度を活用した発電事業を開始する。発電機設備総容量は400kWで、年間発電予定量は一般家庭500世帯分に相当する270万kWhとなっており、一般家庭240世帯分に相当する年間1,300トンの二酸化炭素削減効果が期待できるという。
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