埼玉県など、公共下水道施設における消化ガスからの水素製造実証試験を実施
発表日:2015.12.18
埼玉県は、東松山市及び月島機械(株)と、公共下水道施設において発生する消化ガスからの水素製造の実証試験を実施すると発表した。下水汚泥は、一般的には焼却やセメント原料化されており、エネルギーとしての有効利用があまり進んでいない状況にある。今回の実証試験では、東松山市高坂浄化センターで発生している消化ガスから水素を製造し、水素の品質(水素の純度、水素製造効率等)や水素利用方法について実証する。実施期間は、平成27年12月~29年度(実証試験は平成28年11月からを予定)。同県では、この実証を通して、下水汚泥から水素を製造し、エネルギーとして活用する手段や有用性を実証し、化石燃料の節減と同時にCO2削減に貢献していくモデルとして、広く発信していくという。
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