NEDO、「日本における風力発電設備・導入実績」(2016年3月末時点)を公表
発表日:2016.08.18
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2016年3月末時点の「日本における風力発電設備・導入実績」を公表した。NEDOでは、毎年度、電力会社からの聞き取りによる情報収集と資源エネルギー庁の協力の下で、系統連系されている単機出力10kW以上かつ総出力20kW以上の風力発電設備に係る導入実績調査を行っている。日本における風力発電の導入量(累積)は、総設備容量311万kW、総設置基数2,100基に達しており、2015年度(単年度)は、設備容量18万kW、設置基数86基の風力発電設備が導入された。都道府県別の導入状況を見ると、総設備容量は、青森県が最も多く、次いで北海道、秋田県が多い。また、設置基数は、北海道が最も多く、次いで青森県、秋田県が多くなっている。なお、2015年度までの導入機器(累積)に占める国産機の割合は、約30 %(=634基÷ 2102基)と試算された。
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