JFEエンジニアリング（株）は、フィンランドのバルメット社との業務提携で、バルメット社のボイラを採用したバイオマス発電プラントを受注したと発表した。両社は、バイオマス発電プラントの大型化・高効率化・燃料多様化の要請に応えるため、バルメット社のCFBボイラを日本国内において独占的に供給する業務提携契約を、2015年3月に締結した。今回のプラントは、エム・ピー・エム・王子エコエネルギー（株）が、三菱製紙（株）八戸工場内に建設する約75MW（約15万世帯の消費量に相当）のバイオマス発電プラントで、2019年度上期の事業開始を予定している。燃料として木材チップ、PKS（椰子殻）等のバイオマスならびに石炭を使用し、年間約5.3億kWhの電力を安定して供給するという。