埼玉県は、地球温暖化対策に関する優良大規模事業所を認定したと発表した。同県では、平成23年度から目標設定型排出量取引制度を導入しており、対象事業所は、計画期間ごとに定められた目標削減率以上にCO2排出量を削減する必要がある。また、特に優れた対策を実施している大規模事業所を優良大規模事業所として認定、目標削減率を緩和する「優良大規模事業所認定制度」を定めている。今回、優良大規模事業所認定制度における「準トップレベル事業所」として、曙ブレーキ工業（株）Ai-City（本社）を認定した。同事業所は、平成24年8月23日に「準トップレベル事業所」に認定されており、目標削減率は4分の3に緩和（15%→11.25%）される。