埼玉県、目標設定型排出量取引制度における優良大規模事業所を認定
発表日:2012.08.23
埼玉県は、目標設定型排出量取引制度における優良大規模事業所を認定した。同県では、平成23年度から目標設定型排出量取引制度を導入し、大規模事業所における地球温暖化対策を進めている。制度対象事業所は、平成26年度までの4年間で、CO2排出量を目標削減率(オフィス等8%、工場等6%)以上削減する必要がある。これまでにCO2削減対策を進めてきた事業所のうち、地球温暖化対策の推進の程度が優れている事業所について、県が定めた364項目(工場の場合)の評価項目を一定以上クリアし、「優良大規模事業所」として認定されると、目標削減率を減少させることができる。同県では今回、初めて優良大規模事業所のうち準トップレベル事業所に、1)レンゴー(株)八潮工場、2)曙ブレーキ工業(株) Ai-City(本社)、の2事業所を認定した。両事業所とも、制度開始以前から優れた省エネ・省CO2対策を進めてきた事業所で、その先進的な管理体制・設備整備・運用管理が高く評価された。