(株)日立製作所、DIC鹿島工場で木質バイオマス発電と風力発電を活用したESCO事業を開始へ
発表日:2009.03.25
(株)日立製作所は、世界最大手の印刷インキメーカーであるDIC(株)鹿島工場向けに、木質バイオマス発電と風力発電を活用したESCO(Energy Service Company)事業を2009年4月1日から開始すると発表した。同社はこれまで、企業向けに約70件のESCO事業を展開し、CO2排出量約26万トンの抑制に貢献してきた。今回の事業では、既存の木質バイオマスボイラーに加えて、新規の木質バイオマスボイラーと蒸気タービンを組み合わせた発電設備を導入することで、ガスタービンの使用を停止し、余剰蒸気を新たなエネルギーとして有効活用する。さらに、国内最大級の風力発電設備(発電量2300kW×2基)を導入する。これにより、DIC鹿島工場において、原油換算で年間約1万1千キロリットルのエネルギー削減、CO2で換算すると工場全体の年間排出量の約8割である年間3万トンの抑制を実現するという。
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