日本気象協会、低動揺ブイを用いた洋上風況観測システムを開発
発表日:2017.07.11
(一財)日本気象協会は、低動揺ブイを用いた洋上風況観測システムを開発した。洋上風力発電の導入促進が求められるなか、洋上風況観測手法の低コスト化が課題となっている。当該システムは、環境省の「平成28年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」において開発されたもの。波浪条件が厳しい海域でも揺れの少ない「低動揺ブイ」に、動揺補正機能を有する防塩・防水仕様の「ドップラーライダー」を搭載し、電源は「燃料電池」を採用している。2017年7月10日から、山形県庄内沖で洋上風況観測の実証実験を開始しており、従来はほとんど観測が行われてこなかった洋上50~150mの風況を測定する。同システムの有効性が確認できれば、洋上に風況観測タワーを設置するコストを10分の1程度に縮減できるという。