茨城県、霞ヶ浦の水質概況(平成28年度)を公表
発表日:2017.08.01
茨城県は、平成28年度の霞ヶ浦の水質概況を公表した。同県では、「霞ヶ浦に係る湖沼水質保全計画(第7期:平成28~32年度)」において、水域ごとに目標を設定し、全水域におけるCODの一層の改善と北浦を重点とした水質保全の取組を進めている。平成28年度の概況を見ると、湖内全水域におけるCODの年間平均値は7.2mg/Lとなり、計画目標の7.4mg/Lを下回る結果となった。北浦の水質については、平成27年度の値に対して、CODは横ばい(7.8mg/L)、全窒素は0.2mg/L高く(1.3mg/L)、全りんは横ばい(0.11mg/L)となっている。北浦流入河川の全窒素の値は、昭和59年頃から西浦流入河川の値(2~3mg/L)よりも高く、平成28年度は平成18年度前後と同程度の7.2mg/Lとなっている。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS