茨城県、霞ヶ浦の水質概況(令和元年度)を公表
発表日:2020.07.06
茨城県は、令和元年度の霞ヶ浦の水質概況を公表した。同県では、「霞ヶ浦に係る湖沼水質保全計画(第7期:平成28~32年度)」において、水域ごとに目標を設定し、全水域におけるCODの一層の改善と北浦を重点とした水質保全の取組を進めている。令和元年度の湖内全水域における概況を見ると、1)CODの年間平均値は6.9 mg/Lとなり、湖沼水質保全計画の目標である7.4m g/Lより低くなった。2)全窒素の年間平均値は1.1 mg/Lとなり、湖沼水質保全計画の目標である1.0 mg/Lより高くなった。3)全りんの年間平均値は0.094 mg/Lとなり、湖沼水質保全計画の目標である0.083 mg/Lを上回る結果となった。北浦の水質については、平成30年度の値に対して、CODは0.6 mg/L低く(7.8 mg/L)、全窒素は0.1 mg/L高く(1.4 mg/L)、全りんは0.01 mg/L低く(0.11 mg/L)となっている。
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