長野県、平成28年度エネルギー自給率(発電設備容量)を公表
発表日:2017.09.27
長野県は、平成28年度のエネルギー自給率(発電設備容量)を公表した。同県では、しあわせ信州創造プランの「環境・エネルギー自立地域創造プロジェクト」において、「発電設備容量でみるエネルギー自給率」(県内の省エネルギー及び自然エネルギーの普及状況を図る指標)を、平成22年度58.6%を基準値とし、平成29年度には100%とする目標(平成27年度に70%から上方修正)を立てている。今回、平成28年度実績は91.0%となった。自然エネルギー発電設備容量は103.44万kW(平成22年度比92.84万kW・875.8%増)と順調に増加しているが、最大電力需要が目標の目安値(270万kW)を達成できなかったため、「発電設備容量でみるエネルギー自給率」の実績は目標達成に至らなかった。最大電力需要については、太陽光発電における降雪時の影響を考慮した結果、昨年度より減少したものの(293.1万kW)、冬の厳しい寒さが影響したと考えられるという。
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