島根県で野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出(平成29-30年シーズン5-7例目)
発表日:2017.11.20
環境省は、島根県で回収された野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルス検出されたと発表した(平成29-30年シーズン5-7例目)。今回報告されたのは、島根県松江市で回収されたコブハクチョウ2羽(平成29年11月11日・12日)及びキンクロハジロ1羽(同月12日)の死亡個体について、確定検査(鳥取大学)により、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたもの。同省では、回収等地点の周辺10km圏内を「野鳥監視重点区域」に設定し監視を強化している。また、野鳥緊急調査チームを同月13日から15日に現地に派遣し、鳥類の生息状況調査・死亡野鳥調査等を実施済みで、新たな派遣はないという。なお、平成29年11月20日時点での野鳥等における確定検査陽性の確認件数は、1県7件となった。