環境省とADB、モルディブのリチウムイオン蓄電池などを導入するプロジェクトをJCM案件に登録
発表日:2015.03.23
環境省とアジア開発銀行(ADB)は、モルディブ国アッドゥ環礁におけるスマート・マイクロ・グリッド・システムのプロジェクトが、二国間クレジット制度(JCM)日本基金を活用する案件の登録手順に移行したことを発表した。同省は、先進的な低炭素技術のアジア途上国への普及を促すために、平成26年度からADBにJCM日本基金を設置した。今回の承認プロジェクトは第1号案件で、モルディブ国内での電力需要が高いアッドゥ環礁に、リチウムイオン蓄電池や高性能エネルギー・マネジメント・システム等を導入することで、より効率的な太陽光発電の運用を目指すスマート・マイクロ・グリッド・システムを構築する。想定される排出削減量は、約4,000tCO2/年と見込まれている。
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