環境省とADB、カンボジアの排水処理システム整備プロジェクトをJCM案件に登録
発表日:2017.12.18
環境省とアジア開発銀行(ADB)は、カンボジア王国バッタンバンにおける先進的な省エネ型排水処理プラントのプロジェクトが、二国間クレジット制度(JCM)日本基金を活用する案件の登録手順に移行したことを発表した。同省は、先進的な低炭素技術のアジア途上国への普及を促すために、平成26年度からADBにJCM日本基金を設置し、JCMでのクレジット化を進めている。ADBは、平成27年3月にモルディブ国アッドゥ環礁におけるスマート・マイクロ・グリッド・システムのプロジェクトを承認した。今回の承認プロジェクトは第2号案件に当たり、先進的省エネ型排水処理システムを導入することにより、約6,000tCO2/年の排出削減が見込まれている。
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