環境省、(仮称)つがる西洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見を提出
発表日:2018.02.15
環境省は、青森県で計画されている「(仮称)つがる西洋上風力発電事業に係る計画段階環境配慮書」について、平成30年2月15日付けで経済産業大臣に対し環境大臣意見を提出した。同事業は、日本風力開発(株)が、青森県北津軽郡中泊町、五所川原市、つがる市及び西津軽郡鰺ヶ沢町の沿岸域及び沖合(事業実施想定区域面積:約56,386.3ha)において、最大で総出力100万kW(8,000kW級×最大125基又は4,000kW級×最大250基)の洋上風力発電所を設置するもの。今回の環境大臣意見では、1)藻場等が存在する区域を明らかにした上で、改変を回避又は極力低減すること、2)フォトモンタージュ等による客観的な予測及び評価を行い、眺望景観への影響を回避又は極力低減するため、主要な眺望点等から最大限離隔をとる等の措置を講ずること、3)最新の知見及び先行事例の知見を反映した調査等の実施、計画策定及び環境保全措置を検討すること、等を求めている。
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