環境省は「水銀等の貯蔵・水銀含有再生資源の管理に関する報告」の集計結果を公表した。同報告は「水銀に関する『水俣条約』」発効と同日付け（平成29年８月16日）で施行された「水銀による環境の汚染の防止に関する法律（水銀汚染防止法）」の規定に基づく、「水銀等を一定量以上貯蔵した者」および「水銀含有再生資源を管理した者」の義務のひとつ。今回、水銀汚染防止法が施行されてから初めての「定期的な報告」について、1)報告制度の概要や、2)平成29年度水銀等の貯蔵（あるいは水銀含有再生資源の管理）に関する報告の集計結果および各般の図表（報告書記入例、報告件数・事業所の属性、属性別報告件数、前年度末貯蔵・管理量等、目的別報告件数・前年度末貯蔵・管理量、廃棄物となった水銀等・水銀含有再生資源の量、環境汚染防止措置の実施状況）などをとりまとめた資料を同省ホームページ上に公表している。