環境省と経産省、「水銀汚染防止法に基づく対策の計画(案)~マーキュリーミニマムの環境の実現を目指して」を公表
発表日:2016.10.11
環境省と経済産業省は、「水銀等による環境の汚染の防止に関する計画(案)」を公表した。同案は、平成27年6月に公布された「水銀による環境の汚染の防止に関する法律(水銀汚染防止法)」の施行に向けた準備として、関係府省庁で構成する「水銀に関する水俣条約関係府省庁連絡会議」が取りまとめたもの。案の名称は、「水銀等による環境の汚染の防止に関する計画~『マーキュリーミニマム』の環境の実現を目指して~」とされており、水銀の採掘、輸出入、水銀添加製品の製造、水銀廃棄物等に関する国内法令による措置、関係主体の役割分担等を含む、水銀対策の全体像や将来像を包括的に示している。今後、同法第3条の施行(水俣条約の発効)後、最新のデータ等を使用するなどの修正がなされ、主務大臣の策定した計画として告示が発せられ、水俣条約第20条に従い日本の水銀対策の実施計画として、当該条約事務局に提出されるという。
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