環境省、平成29年度振動規制法施行状況調査の結果を公表
発表日:2019.03.14
環境省は、平成29年度振動規制法施行状況調査の結果を公表した。この調査は、全国の都道府県、市及び特別区を通じ、振動規制法に基づく各種措置の施行状況等を調査しているもの。同調査によると、平成29年度末現在、同法に基づく規制地域を有する市区町村は1,234市区町村(全国の70.9%)であり、振動苦情の件数は3,229件と、前年度に比べ23件減少した。また、規制対象の工場・事業場(特定工場等)の総数は129,706件となっており、立入検査が76件、報告の徴収が13件、測定が28件実施された。そのうち、規制基準を超えていたものが2件で、改善勧告・改善命令は行われなかった。一方、規制対象の建設作業(特定建設作業)の総数は44,361件で、立入検査が465件、報告の徴収が83件、測定が84件実施された。その結果、規制基準を超えていたものは5件で、改善勧告・改善命令は行われなかった。
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