長野県、「信州気候変動適応センター」を設置
発表日:2019.03.25
長野県は、「信州気候変動適応センター」を設置すると発表した(設置日:平成31年4月1日)。同県では、近年顕在化している気候変動の影響は、地域によりその内容や程度が異なり、地域特性を考慮した対応が求められることから、今回、県内の気候変動適応の取組を一層促進する拠点として、環境保全研究所と環境エネルギー課に共同で「信州気候変動適応センター」を設置した。同センターは、気候変動適応法第13条第1項の規定による「地域気候変動適応センター」であり、全国では5例目の設置となる。同センターの主な機能は、県内の気候変動の実態や影響を把握する「信州・気候変動モニタリングネットワーク」と、産学官で気候変動に係る情報を共有する「信州・気候変動適応プラットフォーム」の取組を軸に、「基盤情報の整備」、「情報の発信」、「適応策の創出支援」、「適応策の計画的な取組とその進捗管理」について重点的に取り組むという。