千葉県、レッドリスト動物編2019年改訂版を発行
発表日:2019.03.27
千葉県は、「千葉県の保護上重要な野生生物-千葉県レッドリスト動物編2019年改訂版」を発行した。同県では、動物編と植物・菌類編のレッドデータブックを平成11~12年に刊行し、定期的に更新を続けている。動物編については、平成18年(リストのみの見直し)と平成23年(全面的)に改訂を行っている。今回の改訂は、それに続く3回目の見直しになる。今回、千葉県希少生物及び外来生物に係るリスト作成検討会により、平成29~30年度に現地調査などに基づき行っている。掲載種の総数は899種(平成23年)から922種に増加した。また、消息不明・絶滅生物(X)は4種減少、最重要保護生物(A)は33種増加、選定から外れた種は34種となっている。レッドリストは、県の生物多様性保全等の施策、開発事業者による環境影響評価、地域の自然環境の評価等において、幅広く活用されているという。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS