環境省は、「二国間クレジット制度（JCM）設備補助事業」で支援している案件のうち、タイのプロジェクト2件に係るクレジット発行が決定したと発表した。令和元年8月2日、日本とタイのJCM合同委員会において、1)半導体工場における省エネ型空調システム及び冷凍機の導入、2)半導体工場における省エネ型冷凍機・コンプレッサーの導入、の計2件のクレジット発行が決まった。今回のクレジット発行量は合計2,519トンで、日本政府は1,260トンを獲得した。これらのプロジェクトにより、想定GHG排出削減量は4,109tCO2/年が見込まれるという。