環境省は、「二国間クレジット制度（JCM）設備補助事業」で支援している案件のうち、ベトナムのプロジェクト2件に係るクレジット発行が決定したと発表した。令和元年10月11日、日本とベトナムのJCM合同委員会において、1)南部・中部地域の配電網におけるアモルファス高効率変圧器の導入、2)レンズ工場における省エネ型空調設備の導入、の計2件のクレジット発行が決まった。今回のクレジット発行量は合計2,505トンで、日本政府は1,253トンを獲得した。これらのプロジェクトにより、想定GHG排出削減量は3,885tCO2/年が見込まれるという。