農林水産省は、季節食品のロス削減の取組を紹介した。同省は、食品ロス削減推進法を踏まえて、予約販売等の季節食品の需要に見合った販売を食品小売業者に呼びかけを行っている。平成31年の恵方巻きシーズンの呼びかけでは、シーズン後に実施した調査で約9割の食品小売業者から、前年よりも廃棄率が改善したとの回答があり、一定の取組効果を確認している。令和元年は、12月20日付で同様の呼びかけを行っている。今回、令和2年の恵方巻きシーズンにおいて、食品小売業者に対し、予約販売等の需要に見合った販売を呼びかけたところ、26社から「恵方巻きのロス削減プロジェクト」へ参画する回答（1月15日現在）があったという。同省では、同プロジェクトに参画する食品小売業者をホームページで公開すると共に、必要に応じて消費者にPRするための資材を提供するという。