国土交通省は、平成21年度グリーン物流パートナーシップ普及事業NEDOエネルギー使用合理化事業者支援事業の交付決定案件を発表した。この事業は、経済産業省や国土交通省などが設置した「グリーン物流パートナーシップ会議」において、荷主企業と物流事業者の協働による物流分野でのCO2排出削減策を強化するため実施しているもの。同会議で提案の内容を審査し、推進が決定して両省の認定を受けた提案については、（独）新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の審査を経て、補助制度（エネルギー使用合理化事業者支援事業）を活用することができる。今回、グリーン物流パートナーシップ会議及びNEDOのエネルギー使用合理化事業者支援事業の審査の結果、「石油製品」「航空燃料」を輸送する際の「タンクローリー」の大型化による省エネルギー事業として、計4件が交付決定された。