農林水産省と経済産業省は、平成20年10月1日に施行された農林漁業バイオ燃料法に基づき申請された生産製造連携事業計画について、同年12月8日、第5回目の認定を行ったと公表した。同法は、国産バイオ燃料の生産拡大に向け、農林漁業有機物資源をバイオ燃料の原材料として利用する取組を支援するためのもので、これに基づく同事業計画は、農林漁業者又は木材製造業者とバイオ燃料製造業者が連携して、原料生産と燃料製造に取り組む計画である。今回認定されたのは、北海道ソフトセルロース利活用プロジェクト稲わら原料バイオ燃料製造事業計画で、実施期間は平成21年12月8日～平成25年3月31日。認定を受けた事業者は、農業改良資金助成法等の特例、バイオ燃料製造施設に係る固定資産税の軽減、中小企業投資育成会社法の特例、産業廃棄物処理事業振興財団の債務保証等の支援措置を受けることができる。