環境省、令和2年度「スギ雄花花芽調査」の結果を発表
発表日:2020.12.25
環境省は、令和2年度「スギ雄花花芽(はなめ)調査」の結果を発表した。この調査は、花粉症に関する調査研究の一環として、同省が平成16年度から実施しているもの。林野庁の協力の下、都道府県ごとの「スギ雄花の着花量(花粉生産量)」をとりまとめ、全国の概況等をスギ花粉の飛散予測のための参考情報として公表している。令和2年度(令和2年11月~12月)において観察・判定されたスギ雄花の着花量は、昨年同時期と比較して全国的に多く、地域ごとに見ると、東北地方と中国地方西部から九州にかけて少なく、その他の地域は多い状況にあることが観測された。例年と比較では、北陸地方、近畿地方、中国地方の一部で多く、その他の地域は少ない状況にあることが観測された。また、スギ雄花の花芽の数は、地域ごとよりも都府県ごとのばらつきが見られたという。
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