清水建設、工事現場におけるグリーン電力の導入効果を紹介
発表日:2021.05.18
清水建設(株)は、全国の12箇所の工事現場に「グリーン電力」を導入し、2020年度に約1,500 tのCO2を削減したと発表した。同社が導入したグリーン電力は、ネクストエナジー・アンド・リソース(株)(本社:長野県駒ヶ根市)から調達したもの。ネクストエナジー・アンド・リソース(株)は、太陽光発電設備の運用管理・保守点検(O&M)サービスやコンサルティング、電力小売・グリーン電力証書の発行などを手掛ける企業で、2020年7月に同社も出資を実行している。グリーン電力使用量は3.1 GWh(単年度)に達し、CO2削減効果はスギ林の年間CO2吸収量(8.8 t/ha)に換算すると約170 ha分、一般家庭の年間CO2排出量に換算すると約550世帯(2.72 t/世帯)分に相当する(同社試算値)。同社は、環境省が認定するエコ・ファースト企業として、2018年8月に「新たな構工法の開発やグリーン調達を推進すると共に、建設作業所で使用する重機・車両・機器の低燃費化を促進し、施工時の発生CO2を1990年度比で、2030年度に60%、2050年度に80%削減する」と宣言している。2021中にグリーン電力を導入する現場数は14箇所になるという。
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