川崎市とサミットなど3社、「ボトルtoボトル」の実証事業を開始
発表日:2021.07.01
川崎市、サミット(株)、日本環境設計(株)、(株)寺岡精工は、PETボトルからPETボトル(以下、「ボトルtoボトル」)をつくる実証事業を2021年7月7日より開始する(実証機関:約6か月間)。この取組は、炭素社会の実現に向けたプラスチック資源循環を目的とした「川崎市プラスチック資源循環への対応方針」の取り組みの1つ。寺岡精工のペットボトル減容回収機を市内のサミットストア3店舗に設置し、家庭から排出されるPETボトルを回収する。回収されたPETボトルを、日本環境設計のケミカルリサイクル技術を活用して「ボトルtoボトル」を実現させる。「産官民」の実証実験で、店頭の回収機で使用済みペットボトルを回収し、ケミカルリサイクルにより再びペットボトルにリサイクルする「地域内循環」の取組としては国内初とのこと。この実証では、半年間を目安にリサイクルスキームの課題を見つけ、より環境負荷が低く、物流面・コスト面でも効率のよい運用を検討し、地域内循環の「ボトルtoボトル」リサイクルによるサーキュラーエコノミーの実現を目指すという。
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