神奈川県、小田急・河西工業とPETボトル回収実証を開始
発表日:2022.01.07
神奈川県は、小田急電鉄(株)および河西工業(株)と協働で、県内2か所でペットボトル回収に関する実証実験を実施する。ペットボトル本体とラベル・キャップ別の3分が不徹底なこと等から、ペットボトル素材への再生利用の令和2年度実績は全国で15.7パーセントにとどまっている。そこで、県は令和2年3月に(一社)全国清涼飲料連合会をはじめとした関係団体と、「ボトルtoボトル」を目指し、「かながわペットボトルモデル事業推進コンソーシアム」を立ち上げていた。今回、コンソーシアムのモデル事業として、厚木市及び寒川町とも連携し、2社と協働でペットボトル回収に関する実証実験を行う。小田急本厚木駅(東口改札内)で鉄道利用者を対象とした実証実験を、河西工業本社(寒川町)で事業所の従業員等を対象とした実証実験を行う。3分別に対応した回収ボックスを設置し、より高度なリサイクルにつながることを周知するとともに、回収したペットボトルの分別状況や、異物の混入率を調査する。再生可能なボトルをさらに多く回収するための課題を把握し、今後の対応を検討するという。
▲ページ先頭へ
新着情報メール配信サービス
RSS