京都市とミツカン、食品ロス削減へ「ピクルスサンド」を共同開発
発表日:2021.09.01
京都市と(株)Mizkan Holdings(以下、ミツカン)は、食材を無駄なくまるごと使ったピクルスサンドを共同開発した。この取組は、2020年8月に締結した「食品ロス削減に資する取組の連携に関する協定」に基づき実施するもの。ミツカンと数年前から交流がある同志社大学のゼミ生から「ピクルス×食品ロス削減×京都」のアイデアを募集したところ、捨てられがちな部位までおいしく食べられるピクルスでパンを作れば、いつもの食生活の中で自然に食品ロスが減らせるのではないかという提案があった。京都市は、パンに対する支出金額が全国の主要都市の中でも上位であることもあり、京都市と共に共同開発を進めた。今回、パン屋「メゾンカイザー((株)ブーランジェリーエリックカイザージャポン)」と連携し、肉厚にカットした賀茂茄子にパプリカピクルスを加えた「賀茂茄子のフーガス」など使いきれずに捨てられがちなヘタや皮の部分をできる限り使ったピクルスサンドを販売する(全3種、取扱店:メゾンカイザーJR京都伊勢丹店)。また、家庭でも食品ロス削減が進められるよう、レシピブックも発行・配布するという。
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