海ごみゼロアワード2021、高校生によるプロジェクトが最優秀賞を受賞
発表日:2021.10.07
環境省と(公財)日本財団は、「海ごみゼロアワード2021」の受賞者を発表した。同アワードは、国内における海洋ごみ対策の優れた取組を募集・表彰するもの。令和3年3月22日から5月20日に応募があった計276件から、外部審査委員による審議を経て、最優勝には、女子高生が運営するエコ啓発プロジェクト「Blue Earth Project(団体名:Blue Earth High School)」が選定された。この取組は、15年間で全国・海外併せて19ヵ所にて1000人以上の女子高生が参加しており、飲食店で海洋ごみ削減を伝えるキャンペーンや、エコ啓発イベントを企画・実施している。なお日本財団賞には「プラごみ除去装置を生んだ3世代26年に渡る海洋環境教育(認定NPO法人オーシャンファミリーなど)」、環境大臣賞には「植物原料100%からつくられた生分解性使い捨て食品容器((株)折兼)」など、AEPW賞には「船でしか行けない浜辺の漂着ゴミとマイクロプラスチックも拾う((一社)E.Cオーシャンズ)」など各4つの活動が選定された。審査員特別賞は、大分県出身の人気漫画・アニメ「進撃の巨人」とコラボした空容器回収ボックスの制作が選ばれた。