消費者庁、サステナブルファッションに関する意識調査の結果を公表
発表日:2021.10.13
消費者庁は、サステナブルファッションについての意識調査を実施し、その結果を公表した。今回、消費者のサステナブルファッションに関する意識を把握し、消費者への普及啓発を進める際の参考とすることを目的として、インターネット調査を全国の15歳から69歳の男女2,000人(性別・年代・地域による割付あり)を行った(調査期間:令和3年7月20日~26日)。その結果、衣服の購入時には価格やデザインを重視する傾向にあり、サステナブルファッションに関連する要素のうち、「着回しのしやすさ」、「耐久性」を考慮する消費者は一定程度いるものの「環境や人・社会に配慮した製法や素材を使っているかどうか」、「リサイクルやリメイクしやすいかどうか」を考慮する消費者の割合は低かった。また、古着の購入に対して年齢層が高くなるほど抵抗感を有する割合が高まる傾向にあった。衣服の処分方法については、10代から40代の女性で「フリマアプリやリサイクルショップで売る」、10代からで「お店の回収サービスを利用する」との回答の割合が高いなどの結果が得られたという。
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