北九州市、内海岸へのポリタンク漂着状況を公開
発表日:2021.12.13
北九州市は、若松区の海岸に計17個のポリタンクの漂着を確認・回収したと発表した。同市では、季節風・海流の影響等により、昨シーズン同様に本市海岸へのポリタンクの大量漂着が懸念されるとして、北九州市危機管理マニュアル「危険物品等の大量漂着対策マニュアル」に従い、海岸線のパトロール等を行い、「市民の安全の確保」の取組みを実施している。今回若松区北西部海岸に漂着したポリタンクは、昨年度の漂着物と同形状(約20L)であり、青12個、白2個、緑1個、灰2個となっている。回収ポリタンクのうち、5個にハングル、4個に中国語、1個に英語、1個に日本語の表記があり、3個には酸性を示す液体が入っていた。同市は、内容物を北九州市保健環境研究所で分析し、分析結果を第2報以降で公表する。また、漂着したポリタンクには有害な液体や物質が含まれている恐れがあるため、漂着物を発見しても、決して手を触れずに北九州市環境局産業廃棄物対策課まで連絡してほしいと呼び掛けている。
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