第25回日本水大賞に「北九州市上下水道局」 東南アジアへの貢献が評価
発表日:2023.03.31
国土交通省は、第25回「日本水大賞」の受賞者を発表した。この賞は、安全な水、きれいな水、おいしい水にあふれる21世紀の日本と地球を目指し、水循環の健全化に資する水防災、水資源、水環境等の分野における様々な活動を対象に、社会的貢献度が高い、特に優れたものを表彰し、広く発信することを目的として、平成10年に創設された。日本水大賞委員会により、応募総数96件の中から「大賞」の受賞者として「世界に広がる北九州市の水に関する技術」に取り組んだ北九州市上下水道局(福岡県)が選定された。北九州市上下水道局は、カンボジアのプノンペンでの水道人材育成プロジェクト(1999~2006年)で、アジアで数少ない「飲める水道水」を実現。ミャンマーにおいては、浄水場運転管理能力の向上事業(2013~2016年)に取組み、塩素生成設備の供与や運転維持管理指導などを実施した。また、ベトナム・ハイフォン市では、環境にやさしい、北九州市独自の高度浄水処理技術「上向流式生物接触ろ過」を展開し、ベトナム各地の浄水場に導入促進(2020年~)を実施した。また、国土交通大臣賞には久我・久我の杜・羽束師地域まちづくり協議会 防災部会(京都府)が選ばれている。
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