都民の半数が花粉症!?「花粉の少ない森づくり運動」をPR
発表日:2023.01.26
東京都は、花粉の飛散時期を迎えるにあたり、「花粉の少ない森づくり運動」のPRを実施すると発表した。都民の48.8%が花粉症になっていると推定されている。東京は総面積の約4割が森林で、その7割が多摩地域にあり、多くの山間地には樹齢30年以上のスギやヒノキの人工林が広がっている。都と東京都農林水産振興財団は、2006年から花粉を多く飛散するスギ・ヒノキの人工林を伐採し、花粉の少ないスギなどへの植え替え(スギ花粉発生源対策)を進めている。また、「伐って・使って・植えて・育てる」という森林循環に取り組み、広く都民・企業・団体に対し、「花粉の少ない森づくり募金」、「企業の森」、「森づくり支援倶楽部」を3本柱とした「花粉の少ない森づくり運動」への協力を呼び掛けている。今回、令和5年2月中旬から3月下順にかけて、PRブースの設置、PRイベント、ポスター掲出等の他、YouTube「東京森づくりチャンネル」により、花粉の少ない森づくり運動の主な取組や森林・林業に関する動画を配信等を行う方針を発表した。これらにより、花粉症の原因となる花粉を減らし、森の循環促進、木材の安定供給と林業の活性化を図る「花粉の少ない森づくり運動」のPRしていくという。
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